2020年9月22日(火)に「アジアから問われる日本の戦争」展を終えたところです。同展は名前の通り、過去の戦時加害被害の事実が消され、忘れられようとする現状に危機感を持つ市民による展示会。費用もすべて、市民からの賛同金・カンパでまかなわれています。当初は5月4日(月)~5日(火)に28団体で開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっていました。
規模を縮小し(28団体→13団体)、会期中行われる予定だった「書のサロン」によるワークショップも“密”の懸念により中止することとなりましたが、コロナ対策を徹底し満を持して迎えた会期には、おかげさまで400名ほどの来場者にお越しいただき、「知らなかったことがわかってよかった」「今後も続けてほしい」など様々な感想を寄せていただくことができました。コロナの被害も出さず無事に終えることができ、ほっとしています。
同展は来年5月にも開催を予定しています。
2020年はコロナ禍で本当に多くのイベントが中止になり、また多くのことに対し諦めるという選択をせざるを得ませんでした。
社中展や20年来続く近隣6市1郡の公立学校教員向け研修会、国際交流「里山クラブ」講習などもすべて中止。「書のサロン」の寺内町展も諦めました。
何よりも「フクシマ」10年目に予定していた上野の森美術館での個展が1年延期になったのは残念でしたが、このたび2022年の会期が正式に決まりましたので以下の通りお知らせします。
■上野の森美術館 個展
会期:2022年3月1日(火)~7日(月)
https://www.ueno-mori.org/
ぜひ足をお運びいただければ幸いです。